平素は当社の事業活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、この度のホームページ開設にあたり、一言ご挨拶させていただきます。

当社は1999年に佐々木鉄筋工業として創業以来、平成不況（失われた10年）、リーマンショックなどの大不況や、様々な紆余曲折を繰り返しながらも乗り越え、2011年に現在の東広島市志和町の加工場へ拡張・移転、2013年晋鐵工業株式会社へ屋号を改め法人設立、2020年より住宅基礎部の業務を開始し、ゆっくりではありますが成長を続けております。
今日まで、大きな事故を起こすことなく成長してこられた事は、元請会社さま、協力会社さま、当社の業務に携わっていただいた従業員の方々のご協力のおかけです。また、今では皆様に信頼していただき今日があるのですが、若かりし頃には目先に囚われ、信頼を失いかけた事もありました。しかし、その度に色々な立場の多くの先輩、友人に叱咤激励やお力添えをいただき、ここまで来ることが出来ました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

私は、年齢を重ねるにつれ、『凡事徹底』という言葉が好きになり、事あるごとに自分に言い聞かせております。私なりの『凡事徹底』とは、小さな疑問や不安を「大丈夫だろう」と思わず、「～かもしれない」と事あるごとに元請会社様や上司、先輩に連絡相談し、ダブルチェックを積み重ねる事。安全においては日々の始業前の安全帯や親綱の点検、機器、工具、車両の点検。近道行為や不安全作業の撲滅。これらのいわば『あたりまえ』の行動を一人ひとりが互いに意識し合い、日々の仕事を安全第一にコツコツと進めていくことです。
人は近道が好きです。つい、楽をしたくなるものです。そんな時にこの言葉を思い出し、一歩立ち止まり、ダブルチェックを行い、業務のミスを減らし、安全に作業をすることで、これからもお客様とともに成長できる企業を目指してまいります。

我々の仕事は、材料は重く固く、朝は早く、夜も遅いです。夏は暑く、冬は寒い。当たり前に自然と向き合いながら働きます。最近では、弊社も各自がパソコン等を駆使し、業務を行うようにはなりましたが、まだまだアナログな業界です。しかし、アナログだからこそ日々の成果や、自分の成長に気づき、やりがいのある仕事なのです。昨日出来なかった作業を今日学び、明日には自分の作業として現場で行う。このサイクルの繰り返しで成長していく姿を今まで何人も見てきました。
そして、一人ひとりの成長が会社の成長へとつながるとても夢のある仕事です。その夢を若い人達と共有し、次世代へバトンを渡せるようにこれからも勉強・努力をしてまいります。

ご安全に